国際捜査官のドラマを見ていた時、主人公が食べていたバインミーがどうしても気になって、
実際に食べてみたくなりました。お昼休みに行けそうな場所で探してみたら、
「オーサカバインミー」というお店を見つけたので、行ってみることにしました!
雑居ビルの1階にある、黄色い壁が目印のお店。入ると、まだ雪が降っていた時期だったので、
髪に乗った雪を見た店員さんが「雪降ってたのー!?」と声をかけてくれました。
案内されたカウンターに座って、注文するのはもちろんバインミーの一択。
「一番ベーシック」が何かは分からないけど、サイゴンバインミーと、ベトナムコーヒーを注文することに。
実はベトナムコーヒーもドラマで紹介されており、、練乳(コンデンスミルク)の入ったベトナムのコーヒーも
飲んでみたいと思っていました!
注文の後、パンが焼かれて、具材が準備されていきます。
お店の中はベトナムの雑貨が飾られていて、BGMにはベトナムの音楽が流れていました。
タイや中国ともまた違う雰囲気で、ベトナムにも本当に行ってみたいです!!
スマホでドラマを見返しながら気分を高めていると、バインミーが届きました。
パンは見た目より軽くて、サクッと噛めるのにふわっとした食感。ジューシーな焼き豚、シャキッとしたなます、
そしてパテのようなペーストが絶妙に組み合わさっていて、どんどん食べ進めたくなりました。
ベトナムコーヒーは、コーヒーの苦味と練乳の甘さがよく合っていて、予想以上に美味しかったです。
バインミーは、フランスの統治時代にバゲットがベトナムに渡り、地元の食材と出会って定着していったもの。
東京の多文化共生を描いたあのドラマで、バインミーが選ばれていたのも改めて納得です!
(ちなみに、コーヒー豆の生産量が世界第2位のベトナムは、濃いめのコーヒーにコンデンスミルクを混ぜて飲むのが定番。
牛乳が手に入りにくかった時代に広まった飲み方で、常温で保存できる練乳は、冷蔵庫がまだ普及していなかった当時、
とても重宝されたそうです。フランスのカフェオレを練乳で再現したのが始まりだ、という説もあります!)
また別の具材も食べてみたいし、あのコーヒーももう一度飲みたい。今後もまた、本町周辺のごはん屋さんを紹介していきます。